協議会について

ごあいさつ

 平成16年度に始まった初期臨床研修制度の主旨は、臨床医はまず卒後2年間は総合診療能力を身につけるための研修をすることでした。総合診療能力を高めるための臨床研修には大学病院よりも市中病院が良い条件にあること、専門医志向が強くなったことなどによって研修医の大学病院離れが著しくなり、都市の研修病院に研修医が集中する状況を生じました。当時、マグネット病院という言葉がよく使われました。
 平成22年度に一部見直しがなされて、必須科目の削減や都市への集中を避ける対策がとられました。平成27年度には2回目の見直しが予定されています。その概要は、①到達目標と評価 ②病院群の整理 ③病院の研修体制の評価 ④中断・再開・キャリア形成支援 ⑤地域医療の安定的確保 とされており、研修制度の実効性を高め、より繊細な運用に配慮されることになります。
 これまでの制度変更と地方の行政、大学および病院等の努力があって全国的に地方の研修医が増えつつあります。鳥取県内でも主要病院の研修医が徐々に増えつつあります。鳥取県で研修医が増えつつあるのは各研修病院が臨床研修の重要性を認識して研修体制の充実に力を傾注した成果と考えられます。研修医のいない病院は活気がないし、評価も低くなります。また自分たちの病院でも若い医師を育てなければ医師の増員は得られない地域の事情もあったと思います。研修について病院間の競争が生まれています。
 鳥取大学や鳥取県医師会などが主催する指導医講習会が定期的に開かれており、毎回多くの参加を得て多数の指導医研修修了者が生まれています。指導医マインドをもった指導医が増えていることは嬉しいことです。
 これらのことを研修医或いは学生諸君が評価をしてくれて県内での研修希望者が増えていると思います。勿論、都市部での研修の実態と将来性についての事情がわかってくると都市部での研修が必ずしも優れた選択といえないとの判断も働いているでしょう。
 平成29年度から新しい専門医制度が始まります。今までとは少し違って、大学病院を中心にしたプログラムで専門医になる道に進む人が増えることになると考えます。
 鳥取県での初期臨床研修をはじめ、専門医研修、学位を考えていただくのは良いことと思います。
 

鳥取県臨床研修指定病院協議会長 日野理彦

 

基本方針

本会は、鳥取県内の臨床研修指定病院で臨床研修を行う医師の確保及び当該研修の充実に必要な事業を実施することによって本県医療の維持及び向上に寄与することを目的とする。

事業内容

(1)構成機関相互の情報交換と連絡調整に関すること。
(2)研修医の募集に係る広報及び説明会の開催等に関すること。
(3)県内で臨床研修を行う研修医の相互交流に関すること。
(4)指導医の指導技術向上に係る支援に関すること。
(5)その他本会の目的を達成するために必要な事業

沿革

平成19年4月27日設立

組織

本協議会は、鳥取県内に所在する臨床研修指定病院及び医師の養成に関する教育研究機関並びに行政機関(以下「構成機関」という。)をもって構成する。

【構成機関】
鳥取大学医学部、鳥取県内臨床研修指定病院(鳥取県立中央病院、鳥取市立病院、鳥取赤十字病院、鳥取生協病院、鳥取県立厚生病院、鳥取大学医学部附属病院、山陰労災病院、米子医療センター)、鳥取県(事務局 福祉保健部健康医療局医療政策課)

  1. 鳥取県立中央病院
  2. 鳥取市立病院
  3. 鳥取赤十字病院
  4. 鳥取生協病院
  5. 鳥取県立厚生病院
  6. 鳥取大学医学部附属病院
  7. 山陰労災病院
  8. 米子医療センター
鳥取県臨床研修指定病院協議会
〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220 (鳥取県福祉保健部医療政策課内) TEL: 0857-26-7195 / FAX:0857-21-3048