鳥取県立中央病院

メッセージ

病院長メッセージ

病院長 池口正英
出身大学 鳥取大学医学部
専門 消化器外科
鳥取県立中央病院での研修
鳥取県立中央病院での初期臨床研修の方向性を示します。当院の研修医枠は、一般枠10名、自治医科大学枠2名の研修医を受け入れております。いろんな考え方の研修医を広く受け入れたいと思っており、様々な出身大学の先生が応募していただくことを願っております。
当院の臨床研修の特徴は以下の点に要約できるかと思います。
1)当院は地域医療構想において、(1)高度急性期医療、(2)周産期医療、(3)がん診療連携拠点、(4)災害拠点として機能を果たすべく位置づけられており、小児周産期、循環器疾患、脳血管疾患、呼吸器系疾患、消化器系疾患などの急性期医療に強みを持っています。年間の救急車の搬送件数は3,000件ほどで、初期研修医の1年目、2年目、指導医の3名体制で当直業務に当たりますので、あらゆる場面でのファーストタッチが可能です。
2)あらゆる領域の診療科を有しており、総合内科診療や急性期医療から専門的医療まで幅広く研修できることが魅力です。
3)研修医の自主性を重んじています。研修医が主体で取り組む勉強会では、研修医が知りたい現場のノウハウを、若手の医師が開設する取り組みを行っています。
4)チーム医療に力を入れている点、研修医は各診療科をローテートし、指導医とのマンツーマンでの研修を受けますが、それとは別に、研修医は栄養サポートチーム、緩和ケアチーム、感染対策チームのどれかに属します。研修医がチームのカンファレンス、病棟ラウンドを通して、指導医以外の医療職(看護師、薬剤師、リハビリ、歯科衛生士、事務職員等)から直接に指導を受けることが出来る事が魅力です。
5)平成30年からスタートする「新専門医制度」に対応できる研修を目指しています。新専門医制度において、各種専門医の申請、更新の要件として、必修の共通項目((1)医療倫理、(2)感染症対策、(3)医療安全)の講習会への参加が義務化されます。当院では、職員研修の一環として、これらの共通項目が研修できる様に日本医師会への申請や日本専門医機構への登録を行っています。
鳥取県立中央病院は、平成30年に新病院が完成いたします。病院は新しくなりますが、大切なのはそこで働く人材です。多くの優秀な人材を得て、また、多くの優れた人材を育成して、質の高い安全・安心な医療を地域住民の皆様に提供することが、鳥取県立中央病院に与えられた使命であり、我々が目指す地域医療であると考えております。患者さんにとっては「安心で信頼できる病院」に、職員の皆さんにとっては「働きがいのある病院」であり、より良い研修が出来る研修病院であるように職員一同努力しているところです。

研修責任者メッセージ
 臨床研修センター副センター長 村尾和良
 出身大学 自治医科大学
 専門:糖尿病・内分泌代謝内科
 平成28年度より、前任者の後を引き継ぎプログラム責任者として研修医の皆さんのお世話をしています。自治医大を卒業し、卒後研修として当院で2年間のローテート研修をしましたので、当院での研修の特徴をよく分かっていると自負しています。しかし、約20年の時が経ち、若い先生のニーズの変化を感じる事が多くなりました。当院での研修のいいところを活かしつつ当院を選んでくれたたくさんの研修医たちが満足できるような研修プログラムを作り上げていければと考えています。当院のプログラムの特徴としては、以下の様なものがあります。
(1)熱心な指導医と指導者(コメディカル)
 当院では自治医大卒業医師の初期研修先として、約40年のローテート研修の伝統があります。その中で、スタッフ全員で研修医を育てようという意識があります。指導の仕方は人それぞれですが、2年間の研修が修了する頃には一人で大体の事は出来る様になっています。指導医も全員が指導医講習会を受講し、それぞれの研修医に合わせた指導法で教えてくれます。
(2)豊富な症例
 当院は鳥取県東部地区の中核病院として一次から三次救急まで様々な患者が訪れます。特に時間外休日の救急外来は様々な症例の患者であふれています。当院では、研修医の先生に指導医(上級医)と一緒に日当直に入ってもらい、ファーストタッチを行ってもらっています。診察から検査計画、診断、治療まで指導医と一緒に責任を持って行うことで、すぐに自分で考えて出来るようになります。実践力をつける場として最適だと考えています。
(3)改善されるプログラム
 当院では第三者機関(卒後臨床研修機能評価)からの評価を受審しています。これは、現状に満足することなく、更によいプログラムにしようという姿勢を表しています。まだまだ指摘を受けることも多いですが、その指摘を真摯に受け止め、日々プログラムの改善に取り組んでいます。
 他にも特徴はありますが、全ては書ききれません。興味がある方は実際に見学に来ていただくとよくわかります。一度当院へ見に来てください。

指導医メッセージ
 臨床研修センター副センター長 小村 裕美
 出身大学 鳥取大学
 専門 血液内科
 当院は鳥取県東部医療圏の基幹病院として、救命救急センター、地域周産期母子医療センター、プライマリーケアから専門性を要する医療まで幅広く症例を経験することができます。
 初期研修の期間は、指導医のもとで症例を経験していきます。一方で2年目は1年目の研修医を指導する立場にもなりますので、知識や技術の見直しを行うことになります。そして、各診療科における症例検討会のみならず、癌カンファレンス(キャンサーボード)や研修生が主体となって計画する研修カンファレンスなども定期的に行われていますので、体系的に、そして、より深く学べるのではないかと思います。
 研修に関しては、指導医のみならず看護師、検査技師、ソーシャルワーカーといったメディカルスタッフも皆さんを指導し、支える体制が整っていますので、様々な角度から患者さんを診る目を養えます。
 初期研修をどのような環境で過ごしたかは、その後の仕事に対する心構えに大きく影響するように思います。自分で考え、行動できる医師をめざすために、当院での初期研修を利用していただければと思います。一緒に学んできましょう

研修医メッセージ
 〇2年次研修医 安井 翔
 当院の研修を1年間経験して感じたことなどを述べようと思います。研修病院に選びに迷っている人たちにとって少しでも参考になり、当院の研修に興味を持ってくれると幸いです。
 私は鳥取県内出身ですが、マッチングの際には県外病院も見学した上で当院を選ばせてもらいました。研修病院が数えきれない程ある中で、当院を選んだ理由としては、内科系、外科系ともにほとんどの診療科が揃っており、充実した研修ローテーションが組める点や、病院見学をした際の先輩方の雰囲気の良さなどでした。いわゆる有名病院等も見学に行かせていただきましたが、その病院と比べても遜色なく感じたため、せっかくなら地元の病院で2年間やり遂げてみようという思いで当院を選びました。実際1年間当院で研修をして感じたことは、指導医の先生方をはじめ、コメディカルのスタッフの方々など病院全体が研修医に対して教育していく体制ができていることです。日々研修をしていてもどうしても分からないことが出てきますが、指導医の先生はもちろんですが、他科、スタッフのかたが優しく指導してくださいます。私も当直をしていて腹部エコーや心エコーの手技が少し不安に思った際などは後日検査室に出向いて、検査技師のかたに手技を指導していただいたりということがあります。自ら学びたい姿勢を持てば多くを学ぶことができる環境が当院にはあると思います。
 当院の研修で多くを学べる場面は救急外来の日当直ではないでしょうか。1年間通して救急外来で多く症例を経験させてもらいました。研修医には日当直において多くの役割が与えられています。研修医一年目当初は右も左もわからない状態で、指導医の先生、二年目の先輩に迷惑をかけていましたが、自分が勉強しただけ出来ることが徐々に増えてきてきました。自分自身がやらなければいけない環境はもちろん不安はありますが、その分やりがいはありますし、身につく度合いも全く違うと思います。
 その他にも毎週木曜朝に開催している研修カンファレンス、内科ローテーション中の午後救急当番、また研修医が自主的に行っている勉強会など多くの魅力が当院にはあると思います。この文章の中で伝えるのには限界がありますので、まずは一度病院見学で当院の研修を直接見に来てください。研修医一同心からお待ちしています。
 

研修医メッセージ
 〇1年次研修医 山田 健太郎
 地元鳥取県での研修を考えていた私が、鳥取県立中央病院を選んだ一番の理由は、見学に行ったとき研修医の先生が救急外来で積極的に指揮をとり、冷静に対応している姿を見たことです。
 実際に当院で救急外来をしてまず思うことは、症例が幅広いということです。例えば夜間救急で「ちょっと熱が出て・・・」と、いわゆる風邪症候群で来られる方もいれば、歩いて心筋梗塞の方が来られるような場合もあります。その場でどれほど緊急性があるのかを見分ける必要があります。この見分ける目を初期研修の間にしっかり身につけることができる病院だと思います。
 救急外来は指導医1人、研修医2年目と1年目1人ずつの3人体制で行います。研修医は患者さんを診察し、鑑別疾患・検査を考え、上級医の先生方に相談します。その後、入院適応・治療を先生方と共に考えていく中で各疾患に対する対応を1症例ずつ身につけていくことができます。最も身近な2年目の先生方は救急外来の場で直々に指導してくださり、とても頼りになる存在です。最初は分からないことばかりで不安はありますが、間違った方向に進みそうな時にはフォローして貰えます。
 研修医は毎年10人前後いるので、お互い分からないことを気軽に聞いたり、辛い時は励まし合っています。病院には初期研修医の部屋があり個々のデスクがあります。干渉はしないけれど気に掛け合っている、居心地のいい空間です。成長への意欲はお互いの言動から感じ取ることができ、プラスαに自然と取り組める環境だと思います。
 実際に働き始めて日は浅いですが、失敗や、勉強不足を反省する毎日です。しかしそれ以上に、理解できた時の喜び、できる主義が増えた時の達成感があります。また、上級医をはじめ看護師などメディカルスタッフの方々が気さくに接してくださり、楽しく働ける環境を作ってくださります。仕事終わりの飲み会やその他様々なイベントも定期的にあり、バランスのいい充実した研修生活を送っています。
 どの病院を選択するか迷われている方もたくさんいらっしゃると思います。迷った時には、実際に見学に来て感じる居心地の良さや、そこでの出会いといったもので病院を選ぶのもアリだと思います。
 ご縁があれば、鳥取県立中央病院の一員に加わって貰えたら幸いです。まずは見学に来てみてください。心よりお待ちしています。

鳥取県臨床研修指定病院協議会
〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220 (鳥取県福祉保健部健康医療局医療政策課内) TEL: 0857-26-7195 / FAX:0857-21-3048