新着情報

山陰労災病院の病院見学について

この研修医最新情報欄でも折に触れお伝えしていますが、当院の病院見学について学生の皆様にお知らせいたします。
1、将来の方向性を決めておられる人でも2年間でその部門の専門科になれる訳ではありません。2年間は基礎的な重要な事項やcommon diseaseを可能な限り経験し将来に繋げるのが目的です。
2、救急外来では、見えるのは患者さんの状態のみで診断がついているわけではありませんので、思考をグルグル回さなくてはいけません。各科で研修する場合は大略がわかった患者さんの診察なので、すごく勉強になったように錯覚しますが数多く経験しても実は思考は回さなくてもよいのです。ですから、救急外来での研修は、各科の研修とは天地の差異があります。first touchができなければ実力はつきません。救急外来でなければfirst touchはできませんね。
3、当院プログラムで救急部門は、2年間通じて指導医とともに土日休日の救急外来の日勤帯のみをdutyとして、宿直勤務より効率の良い研修を行ないます。
4、当院に見学をいただく人にはまず、土日休日の終日救急外来の見学をお勧めしています。短時間である科を見学しても、何かがわかる訳でもなく時間の無駄と思えるからです。
5、実際に研修医とともに救急外来での見学・実習を行うため臨床実習に出られている医学部5、6年生が対象となりますので宜しくお願いいたします。

鳥取県臨床研修指定病院協議会
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