トップページ >> 県内指定病院一覧 >> 米子医療センター >> メッセージ
初期臨床研修医は、総合診療あるいは総合内科的な基本的初期診断力と救急の初期 対応力を身に付けることが大切です。長い医師生活の内、いかにこの初期2年間に充実した研修をして、医師としての基本的態度、知識・技能の習得法を身につけるかが、その後の飛躍につながるといわれています。 各科の垣根を超えた柔軟な指導が受けられる中規模急性期病院の利点を活かし、研修医と指導医が一緒に診療しながら、持てる知識を確認し、思いを巡らせ、また新しい知識、診療技術などを習得していくことに喜びを感じ、意欲的に研修されることを望みます。
当院は、緩和ケア病床20床を含む計270床を有する鳥取県西部地区の基幹病院です。中規模な病院ではありますが、鳥取県西部地域に必要な急性期医療と2次救急医療、一般診療を行うといった地域の中核病院としての必要機能を有した上で、がん医療・移植医療に特化した医療を提供することができます。
がん医療としては、外科治療、化学療法、放射線治療といった集学的医療の提供が可能で、移植に関しては、骨髄移植、腎移植の多数の実績と、将来的には膵移植施設の認定に向けて準備中です。
また、今後の医療を支えていくべき人材として、研修医の臨床研修、医学生の臨床実習、看護学生の看護実習なども積極的に受け入れています。平成30年には、病院に隣接して医療連携センターを増築し、シミュレーションラボが充実しています。